明治学院大学学内戦 2018
2018/6/18(月)・25(月)・27(水)・7/4(水)
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決勝戦評
7月4日 東戸塚フットボールパークで明治学院大学学内戦決勝が行われた。
カードはまさかの明治学院白金FC C(以下:白金C)と明治学院白金FC D(以下:白金D)との白金対決。チーム的には3年生対1年生という面白い対決となった。前半
じめじめとした蒸し暑く風の強い気候の中決勝戦はスタートした。立ち上がり。前半6分43番板橋凌也が切り込み19番ジェーソンにスルーパス。ジェーソンがそのまま持ち込みいい位置で倒されFKを獲得。しかしこれは壁に阻まれる。お互いそれといったチャンスがないまま前半は経過する。どちらのチームも中盤の選手の動きが良く、中盤での攻守の入れ替わりが激しくなる。そんな均衡した試合の中前半終了間際、またもや白金43番板橋凌也がダブルタッチで2人を交わした後、ワンツーで綺麗に抜け出しキーパーと一対一に。ようやく均衡が破られるかと思いきやこれはオフサイドの判定。若干の白金C3年生の優位な戦況で前半が終了する。後半
風の勢いがやまないまま後半がスタート。
白金Cの流れは止まらない。後半3分19番ジェーソンのミドルレンジからのミドルシュート。低い弾道のシュートはわすがにポストの右。対する白金Dの1年生も3番篠沢広太を起点に攻撃を仕掛けるもなかなかフィニッシュまで行くことができない。そして後半終了間際。これまでチャンスのなかった白金Dに決定機が訪れる。右からのクロスのこぼれ球がペナルティエリア内ドフリーの9番林涼太の目の前に。しかし合わせにいったボレーシュートはミートせず。わずかにゴール左に逸れここでタイムアップ。因縁の1年生3年生対決はPK戦へともつれ込む。PK戦
ここで白金C40番キーパーの見崎大地が躍動する。大事な白金Dの1本目を片手一本でセーブ。会場が大いに湧く。続く白金Cは冷静に1本目を成功。そして白金Dの2本目。これをまたもや見崎がセーブ。スコアは0-1。続く白金Dが決めスコアは0-2。そろそろ決めておきたい白金Cの3本目のキッカーは3番篠沢広太。これをしっかり右隅に決めようやく1-2。安定感のある白金Dは3本目も冷静に決め1-3。そして白金Dの4本目。外せばそこで試合終了の局面。無情にもボールは右上クロスバーを叩きPK1-3で試合終了。因縁の1.3年生対決は3年生の勝利に終わった。同チームでの決勝というのは珍しくないが学年別でのチームが出されているのは珍しく、学年の意地とプライドがぶつかり合った試合は非常に見応えがあった。これからも明治学院の学内戦には注目していきたい。
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優勝
白金FC C
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準優勝
白金FC D
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MVP
見崎 大地(白金FC C)
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得点王
板橋 凌也(白金FC C)
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ベストイレブン
1 GK 見崎 大地(白金FC C)
2 DF 小川 雄大(白金蹴球会B)
3 DF 山村 広太(白金FC D)
4 DF 林 涼太(白金FC D)
5 DF 河野 友哉(白金FC C)
6 MF 板橋 凌也(白金FC C)
7 MF 中島 大翔(白金FC D)
8 MF 白瀧 良太(白金FC C)
9 MF 菊地 恭平(白金FC C)
10 FW 北島 匠(白金FC D)
11 FW 大野 磨秀(FC colony)