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2016年8月13日(土) 東京大学スぺランツァ インタビュー記事
東京大学 スぺランツァ
取材・写真:有村奈々(アットホームカップ広報委員)
アットホームカップ本大会には3年前に初出場、そして今大会、2回目の本大会出場を決めたスぺランツァ。3ヵ月近くに及ぶ学内戦を制し、東京大学の王座に輝いたスぺランツァに迫る。夏休みの練習に伺い、キャプテンとマネージャーに取材を行った。
―まず簡単にチーム紹介をお願いします。
今年の1年生が18期目となる比較的新しいサークルです。練習は、水・金・日曜日の週3回です。学内では唯一、朝練を行うサークルで、平日の練習は朝7時から駒場キャンパスの土のグラウンドで練習を行っています。初心者の入部も歓迎していることもこのサークルの特徴のひとつです。



―練習はどのようなメニューで行っているのですか。
対面パスとか4対2のポゼッションの練習、そのあとは、基本的には先ほどのようにミニゲーム、ゲームを中心に練習をしています。


−練習の雰囲気はどのような感じですか。
狭い土のグラウンドで行える練習内容が限られている中で、どうしたら成長ができるのかを考えて、毎回練習でテーマを設定してやっています。声かけをして、雰囲気よく練習ができるように心がけています。

−その雰囲気を作り上げているものは何ですか。
学業を大切にするメンバーが多い中でも、サッカーに時間を割いてやっているため、毎回の練習で確かな充実感を得て、サッカーを通して何かを得られるような雰囲気づくりを大事にしています。真面目にサッカーと向き合える環境づくりを目指しています。



―学内戦でも練習でも、マネージャーさんが献身的に活動していましたが、マネージャーとはどんな存在ですか?
人数は多くないのですが、一人一人が責任感を持ってチームをサポートしてくれています。朝早くに校外から来て、練習に参加してくれていることに関してはプレーヤー一同感謝を持って練習しています。


―(マネージャーさんに質問)このチームやプレーヤーのどんなところが好きですか。
簡単に言うと、真面目なサークルでオンとオフがはっきりしているところです。練習ではサッカーに集中し、練習後は開放され、友達のような存在で一緒にいて楽しいです。



―5月から7月にかけての長い期間にわたった学内戦の感想を教えてください。
苦戦を強いられることが多く、厳しい戦いでした。チームで意識を共有できたことが勝因だったと思います。



―本大会での注目選手は?
まずは寺西毅洋、学内戦MVPであり、サイドからのドリブルが特徴です。そして瀬野宏、CBで空中戦の強さと左足の正確なフィードが持ち味です。FW秋葉智己、爆発的なスピードが武器のCFWです。


―本大会の意気込みをお願いします。
まずは、3年前の初出場で成しえなかった勝ち点獲得、その先の予選突破というのを目標にやっていきたいと思います。

予想フォーメーション

秋葉   柳瀬

寺西   楠元   河合   秋山

大場   瀬野   岩佐   大西

福西

右:キャプテン 楠元宏治(くすもとこうじ)
1995年9月11日生まれ
東京都立日比谷高校
伝統的にキャプテンと代表が別々に存在するが、キャプテンが実質上このサークルの代表者である。小柄だが、献身的に泥臭くピッチを駆け回るMF。

左:代表 宮武悠人(みやたけゆうと)
1995年4月23日生まれ
香川県立観音寺第一高校
怪我による長期離脱で学内戦への出場は叶わなかったが、現在Iリーグ出場のため鋭意リハビリ中。本大会での怪物復活なるか…?!