取材：丹野惠太（明治大学Groovykids）


―チームの雰囲気を教えてください。
　真面目に楽しくというところが常にあると思います。オンとオフをはっきりするようにしていて、オフではトランプなどで遊んだりしてふざけあったりしますが、いざサッカーとなった時には、やるときはやるぞという姿勢で臨むようにしています。ミーティングなどでもみんなでプラスなことを言い合って、お互いに信頼し合える関係を築いています。 特に今年のチームは向上心があり、一人一人が自分の役割を全うしようとしているので、チームとして一つになれていると思います。


―日々行っている練習内容について教えてください。
全員でランニングとストレッチをした後、ポゼッション、ディフェンスが数的不利なゴール前でのシュートゲーム、ミニゲーム、大ゲームという流れで練習をしています。大会前だとセットプレーなど試合に向けた準備も行っていきますね。緊張感を持たせるために、ゲーム形式の練習のときに二つにチームを分けて、負けた方が勝った方にジュースをおごるなどの罰ゲームを課したりします（笑）。




―マネージャーについて教えてください。
　マネージャーも真面目ですね。仕事に文句を言っている人はいないですし、最近は本当に合宿にも来てくれて、サポートしてもらっています。特に洗濯は全員のプレイヤーの分を洗濯して、乾燥機かけて、一人一人の分をまとめて畳んで部屋まで持ってきてくれます。時間があるときはマッサージもしてくれたりして、いつも本当に感謝しています。でも他のサークルのマネージャーと比べると、マネージャーに対して特別なことはしていないので、楽しいことは少ないのかなぁと思ってしまいますね。その分マネージャーが練習に来てくれたら、幹部学年の人がジュース買ってあげるなど、些細な気遣いはするように心掛けています。




―体同連ならではの行事があれば教えてください。
　夏休み期間に３泊４日で検見川で練習合宿を行っています。この合宿ではかなり身体的に追い込みます。午前と午後の二部練のメニューの中に走り込みやアジリティを高めるサーキットトレーニング、筋トレ、体幹が多くあり、二部練後の自主トレの時間でも坂道ダッシュを行っている選手もいますね。けど、これは決して強制とかではなく、一人一人が目的意識を持って自主的に行うので、誰も嫌な顔することはありません。みんなで勝つために、チームのみんなが同じ方向に向かって行くために、この合宿は必要だと考えています。


―注目選手



―学内戦の感想を聞かせてください。
　去年は本戦出場を逃してしまい、明治大学の王者奪還をずっと意識してやってきました。強い体同連を取り戻そうと、学内戦ではＡチームからＤチームまで全てのチームの予選突破を目指していたので、気持ちの面で緩くなってしまうような試合はどのチームもなかったですし、いい意味で常に緊張感を持って試合に臨めたと思います。Ａチームは特に予選から試合を重ねるごとに良い雰囲気で試合を運んでいくことができて、トーナメントに入り準決勝のグルービー戦で勝てたのは非常に大きかったと思います。その後の決勝の生田には新関東カップで負けてしまっていたので、しっかりとリベンジ果たすことできてよかったです。そして何より無失点で優勝することができたのは、自分たちにとってかなり大きな自信に繋がったと思います。


―本大会への意気込みを教えてください。
　学内戦やリーグ戦で去年一年間を通して、あまりいい結果を残すことができなかった悔しい思いを一人一人が心の中に忘れずに持っていたので、向上心を持って練習に臨むという意識が上がったと思いますし、結果として学内戦のタイトルを獲れたことによってまた士気が上がり、チームとしての底上げが図れたと思います。なので、大学同好会カテゴリーの唯一のＪＦＡ公認大会である本戦では、去年出場できなかった悔しさを晴らし、優勝を目指して一戦一戦大切にかつ大会中に成長できるように頑張っていきたいです。