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2015年7月28日(火) 上智大学サッカー愛好会EAGLE インタビュー記事
前人未到の10年連続10回目の優勝を成し遂げたサッカー愛好会EAGLE。
その意外な秘密とは・・・
(取材・写真:丹野惠太・田中 菜津美)
上智大学の覇権は譲らない。10年連続でトップに君臨し続ける上智大学の雄、サッカー愛好会EAGLEは日々どんな活動をしているのか。王者の座を守り続ける秘密に迫った―。
―チームの雰囲気は普段どのような感じですか?
 イーグルはいつも騒がしくて、楽しもうという精神が強いですね。それはサッカーにおいてはもちろんですが、サッカーだけでなくそれ以外の時間もチームメイトと共有する時間が多く、色々な個性を持った人たちが集まっているので、いつもサークルの仲間と騒がしく楽しんでいます。
マネージャー同士もみんなでご飯に行ったりしていて仲が良く、何よりも可愛くて優しい人ばかりです。

―ではマネージャーの皆さんはどんな仕事をされるのでしょうか?
 練習にはだいたい4, 5人来て、タイムを測ったりボトルを準備したりしています。合宿ではタイムやボトルはもちろんですが、夜に行うミーティングのために試合のビデオを撮っています。ですがプレイヤーがマネージャーにかなり優しく、基本的にはマネージャーにあまり仕事はなく、させないと言っているほどです。ほんとにマネージャーを大事にしています。



―普段行っている練習について教えてください。
 練習は週に3回やっています。火、木が学校の体育館で朝練をしていて、7時半に学校の門が開くので、そこから準備して1限が始まる9時まで練習しています。もう1日が土曜に学校の近くの土のグランドで、アメフト部にグランドを反面借りて練習しています。
練習内容は4対2のボール回しや対面パスをしたあとゲームに入っていく感じですね。

―練習を行う際の課題や問題点はありますか?
 ほとんどが体育館での練習が中心になっていくので、サッカーの感覚を忘れないようにすることですね。体育館という狭い場所だとなかなかサッカーのように長い距離を走ることが難しいので、前半走ることが出来ても後半落ちてしまうことが多いです。大会合宿などでは1日目に試合を通して、サッカーの感覚を取り戻して、2日目からきちんと試合に臨めるようになります。だから、イーグルは初戦に弱いですね(笑)。
あとは朝練の時間が7時半集合とかなり早いので、朝が弱い部員はなかなか練習に来られないというのも悩みの種の1つです。



―今年の学内戦はギリギリの試合もあったように見受けられましたが、感想はどうでしょう?
 今年はちょっと危なかったですね(笑)。学内戦自体はあまり強いチームが多いわけではなく、毎年がちがちに意気込んで試合に臨むという感じではないのですが、決勝戦で先制された時はかなり焦りました。準決勝のイーグル同士の対決で潰しあってしまうことになったのも痛かったですね。


―チームでの注目選手を教えて下さい。

森詠斗選手。明治学院東村山高校出身。ポジションMF。
主にトップ下でスルーパスを供給し、アシストだけでなく
ゴールも奪うことが出来る攻撃的な選手。
  (左)土井礼央選手。暁星高校出身。ポジションDF。
球際が強く、ボールコントロールにも優れた能力を持つ。
(右)森流星選手。名古屋市立名東高校出身。ポジションDF。
毎試合ピッチの中を献身的に走り回り、チームに勢いをつける。


―本大会へはどのような意気込みで臨みたいですか?
 去年の本大会では予選敗退してしまったので、今年は上智の代表として恥じないようにしっかり戦って、結果を残したいです。中々試合をやる機会がないような強いチームが集まるので、そこから色々なものを吸収して、さらに個人としてもチームとしてもレベルアップしていきたいと思います。



上智大学サッカー愛好会EAGLE 予想フォーメーション

中込

香東    森(詠)  平田

青戸  外崎

森(流)廣瀬  土井  徳原

菅野
中々サッカーサークルではあまり耳にしない体育館での練習。決して恵まれているとはいえない環境の中で前人未踏の10連覇を成し遂げたサッカー愛好会EAGLE。
本大会でのその盤石な強さの発揮に注目だ。

キャプテン:徳原 崇
1993年5月19日生まれ
東京都立駒場高校出身。チームの中心となり、ゲームをつくる役目を担う。