アットホームカップ2018 第15回インディペンデンスリーグ[同好会]
大会概要
大会名 | アットホームカップ2018 第15回インディペンデンスリーグ[同好会] |
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チーム数 | 各大学予選を勝ち抜いた32チーム |
主催 | 一般社団法人全日本大学サッカー連盟 |
協力 | 公益財団法人日本サッカー協会 |
特別協賛 | アットホーム株式会社 |
開催日(予選) | 10/6(土)~8(月祝) 2泊3日※勝ち残った場合 |
開催日(決勝戦) | 2018年10/21(日) |
会場(予選) | 茨城県鹿嶋市「鹿島ハイツスポーツプラザ」人工芝グラウンド |
会場(決勝戦) | 東京都調布市「味の素スタジアム西競技場」 |
事務局 | スポーツマネジメント株式会社 |
- 決勝戦
- 準決勝②
- 準決勝①
- 決勝トーナメント
- 予選リーグ
- 大会詳細
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中央大学MAPLE
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東洋大学 FCゆな
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戦評
中央大学MAPLE(以下MAPLE)と東洋大学FCゆな(以下ゆな)の一戦。
両チーム、スタートから、MAPLEは18番田淵、ゆなは28番吉田が積極的にゴールを狙っていく。前半5分頃から、MAPLEは中盤で、8番東野が空中戦を制すると攻撃のリズムを作り出す。グラウンドを広く使い短長のパスをつなぐと、3番天蔵から9番工藤に縦パスを入れ、また、田淵の裏へのフィードを狙う。ゆなはセンターバック67番大沢を中心に粘り強いディフェンスを見せる。
前半20分を過ぎると、今度はゆなが攻撃を仕掛けていく。99番酒井から左サイド49番大橋に展開しゴールをねらう。前半23分、ゆなは22番上野がペナルティエリア手前からシュートを狙うが、MAPLEの守護神鈴木が横に倒れしっかりキャッチ。
後半、キックオフからMAPLEがゆなゴールに襲いかかる。18番田淵と42番福田がゴール前の混戦からシュートを放つも、やはりこの男、大沢がゴールを許さず、オーバーヘッドブロック。ピンチを防いだゆなは、左サイド大橋が推進力をもって何度も押し上げていく。そんな大橋が作ったコーナーキックからチャンスがうまれる。コーナーキックのそれたボールを酒井が落ち着いて61番早川につなぎ、ペナルティエリア手前から狙うがここは惜しくもバー直撃。続けて36番倉田が裏に抜け出しシュートを放つがここは大きく枠を外れる。
ゆなペースで試合は進むがMAPLEがワンチャンスを作り出す。裏へ抜ける田淵に福田がぴったしボールを合わせると、ワントラップで振り向き反転シュート。しかし、ここは前に出ていたゆなの守護神中山の正面。このワンチャンスでMAPLEが勢いに乗り、後半残り5分、両チーム体を投げ捨ててすさまじい攻防となる。しかし、両チーム得点のないまま後半終了、勝負は延長戦に持ち越される。
延長戦となるも両チーム高い集中を保ち、後半ラスト同様激しい攻防となる。延長前半5分、MAPLEにビッグチャンスが訪れる。またも抜け出した田淵がエリア内で余裕を持ってシュートを放つ。守護神中山が距離を詰めてこれを止める。こぼれ球に反応した福田がシュートを放ち、決定的かと思われたが惜しくもゴール右横にずれ得点とはならなかった。延長後半、ゆなの55番翼がセンターバック2枚の間を裏へ抜け出すとキーパーと1対1。決定的な場面となるがゴール左横にずらしてしまう。MAPLEのディフェンスにハイプレスを仕掛けた左サイドの仲間からパスを受けまたもキーパーと1対1。圧倒的な疲れと緊張によりつぎは右横にずらしてしまう。両チーム得点無いまま延長も終了。運命のPK戦、両チームメンバー、限界を迎えた足をストレッチしながら迎えることとなった。
PK戦、両チーム4人目がはずし、サドンデス。最後までわからなかった試合は、何度もチームのピンチを救った守護神中山がMAPLEの6人目をセーブしチームを勝利へ導いた。2018年アットホームカップ優勝は東洋大学FCゆなとなった。熱いプレーで私たちを沸かしてくれた感動をくれた両チームに感謝したい。
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東洋大学FCゆな
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日本大学教育サッカーBAMBINO
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戦評
2018年10月7日at home cup準決勝が行われた。対戦カードはFCゆな(以下:ゆな)、日本大学教育サッカーBAMBINO(以下:バンビ)の組み合わせ。両チームともに粘り強い守備が持ち味のチーム同士の対戦となった。
前半
お互い様子を見合う立ち上がり。無理なことはせずシンプルな対応を見せる両チーム。特にチャンスもなく10分が経過する。すると前半10分試合が動く。ゆな27番大倉広己がワンツーで抜け出す。キーパーとの一対一を冷静に決め1-0。ゆなが均衡を破る。お互い中盤での攻防が激しさを増す試合運び。若干ゆながこの力において優勢を保つ。対するバンビもキャンプテンの6番斎藤亮輔を起点にチャンスを作ろうとするも中々形が見えない。すると前半23分。ゆな27番大倉広己が相手のサイドバックのトラップミスをカット。そのまま持ち込み36番倉田健人にグランダーのクロス。これを落ち着いて決めゆなが待望の追加点。そしてそのまま前半が終了する。
後半
立ち上がりゆながさらに追加点を奪う。後半2分右サイドをゆな27番大倉広己が駆け上がりクロス。36番倉田健人が合わせて3点目。スコアを3-0とする。それでも声を絶やさないバンビベンチ。活気ある応援がグランドに響く。するとその応援に応えたように後半10分左からのクロスにバンビ9番森大地が頭で合わせる。ゴールかと思われたボールはわずかにバーの上。思わず頭を抱えるバンビベンチ。後半24分ゆな。ワンツーで抜け出した50番上野太一が左サイドからアウトサイドでの技ありシュート。リードを4点に広げる。
そして試合終了。FCゆなが4-0でバンビーノを下し決勝へ駒を進めた。
(中央大学サッカー同好会 成瀬将希)
関連リンク
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慶應義塾大学慶應キッカーズ
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中央大学MAPLE
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戦評
前半序盤どちらも拮抗した試合展開。どちらもロングボールを駆使して前線に放り込むが両チームのディフェンスラインがしっかりカバー。両チーム安定している。特にメープルの前からのプレスは見ものだった。
しかし、前半10分メープル9番工藤が右サイドでドリブルを開始。そのまま右サイドを駆け抜け、ゴール左にシュートするも、キッカーズキーパーしっかりパンチング。前半14分メープル左サイドハーフ7番が、ドリブルで仕掛けて左足でシュート、キーパーパンチングするもそのこぼれ球をメープル18番が流し込み、先制。
その後はキッカーズ失点するも切り替え、パスをつなぎながらメープルゴールを目指す。
前半25分キッカーズ左サイドを崩し、61番キーパーと一対一。左足で落ち着いて流しこみ、ゴール。試合を振り出しに戻す。
前半27分またもやメープル9番が右サイドを駆け抜け、センタリングそれをメープル7番ヘディングで合わせるもキッカーズキーパーこれをビッグセーブ、前半での追加点を防いだ。
後半開始。
両チーム開始5分はロングボール。
後半10分メープル左サイドバック14番が遠目からロングシュートでゴールを試みるも、大きく外れる。
後半15分またもやメープル18番がペナルティエリア外から5番の落としたボールを強烈なミドルシュート。右に少し外れてしまう。
ここで両チーム選手交代
キッカーズ11.61アウト→74.76イン
メープル8アウト→77
そんな中後半24分メープルのフリーキックをカットしたキッカーズはカウンターでメープルゴールを目指す。キッカーズ76番がシュートするもメープルキーパーしっかりキャッチ。
その後両チーム果敢にゴールを目指すが、決定的なシーンもなく後半終了。準決勝第1試合はPK戦に持ち込まれた。
PK戦では、キッカーズ17番が外してしまい、5-4。メープルが勝利し、初めての決勝戦に駒を進めた。
(中央大学サッカー同好会 石井勇気)