2013年10月1日(火) ~ 2014年3月14日(金) 早稲田大学学内戦 IN 埼玉:惣右衛門公園サッカー場
最終順位
順位 | チーム名 |
優勝 | HUMAN F.C. |
準優勝 | 稲穂キッカーズ |
第3位 | 百姓一揆 |
第3位 | A.C. Campione |
決勝トーナメント
決勝総評
HUMAN F.C. vs 稲穂キッカーズ
3月中旬とは思えぬ寒さの中の開催となった早稲田大学学内戦決勝戦は、共に新関東一部リーグに所属する早稲田の誇る強豪チーム同士の対戦となった。
立ち上がり、HUMANは手数をかけずシンプルに縦に速い攻撃を繰り出し、主導権を握る。
対する稲穂はしっかりとパスを繋ぎ、厚みのある攻撃を展開しようとするが、HUMANの素早いアプローチに苦しめられ、自分達の得意な形を作れない。
その後もHUMANは、58番内田選手のドリブル、6番田中選手の精度の高いFK、両サイドからのシンプルなクロスでチャンスを作り出す。
対する稲穂は、88番大河選手のスルーパスなどで応戦するも、厚みのある攻撃を生み出せない。
前半はHUMANの積極的なフォアチェックと、奪ったら縦に速い攻撃がはまり、稲穂は攻め込まれる場面が目立つ展開となった。
そして後半立ち上がり、ベンチの選手も含めた綿密なミーティングを終えた稲穂がようやく目覚め始める。
オフサイドトラップの罠を掻い潜った稲穂26番松本選手が抜け出し、シュート。これはHUMAN DF陣にゴール前でブロックされるが、その後も前半とは違い、稲穂が徐々に良 い位置でボールを回す場面が増え始める。
しかし、そんな中でも前半からチームを鼓舞し、最終ラインから自らもチャンスを作り出していた男は稲穂の一瞬の隙を見逃さなかった。
後半10分過ぎ、HUMANは左FKからのクロスをファーサイドからヘディングで折り返し、飛び込んだ58番内田選手が右足ボレー、ついにゴールネットを揺らした。
決勝戦における、頼れるキャプテンの値千金の先制点。これでチームが勢いづかないはずがなかった。
その後もHUMANは右サイドからのロングボールをゴール前で競り勝ち、こぼれ球に反応しシュートを放つなど、自分達の攻撃スタイルで稲穂を攻め立てる。
対する稲穂は選手を積極的に選手を替え、途中出場96番小林選手のミドルシュートなどで応戦するも、反撃の糸口を掴めない。
そして後半20分過ぎ、HUMANは20番鹿沼選手のスルーパスに反応した18番長谷川選手が、稲穂のキャプテンを務める好選手のDF23番鈴木選手を振り切り、そのままニアサイドを撃ち抜き、ゴール。
歯車の合わないこの日の稲穂にとって、このゴールは決定的な2失点目だと言わざるを得なかった。
試合はこのまま2-0で終了。HUMANが優勝を決めた。
この結果HUMANは参加総数19チームの早稲田において、No.1の看板を引っさげ、アットホームカップ本大会に挑むことになった。
対する稲穂も準優勝で本大会出場を決めた。この日は苦戦したものの、チームの選手層はアットホームカップ本大会出場チームの中でもトップクラスである。
最近本大会の優勝から遠ざかっている早稲田代表として、両チームの活躍を期待したい。
3月中旬とは思えぬ寒さの中の開催となった早稲田大学学内戦決勝戦は、共に新関東一部リーグに所属する早稲田の誇る強豪チーム同士の対戦となった。
立ち上がり、HUMANは手数をかけずシンプルに縦に速い攻撃を繰り出し、主導権を握る。
対する稲穂はしっかりとパスを繋ぎ、厚みのある攻撃を展開しようとするが、HUMANの素早いアプローチに苦しめられ、自分達の得意な形を作れない。
その後もHUMANは、58番内田選手のドリブル、6番田中選手の精度の高いFK、両サイドからのシンプルなクロスでチャンスを作り出す。
対する稲穂は、88番大河選手のスルーパスなどで応戦するも、厚みのある攻撃を生み出せない。
前半はHUMANの積極的なフォアチェックと、奪ったら縦に速い攻撃がはまり、稲穂は攻め込まれる場面が目立つ展開となった。
そして後半立ち上がり、ベンチの選手も含めた綿密なミーティングを終えた稲穂がようやく目覚め始める。
オフサイドトラップの罠を掻い潜った稲穂26番松本選手が抜け出し、シュート。これはHUMAN DF陣にゴール前でブロックされるが、その後も前半とは違い、稲穂が徐々に良 い位置でボールを回す場面が増え始める。
しかし、そんな中でも前半からチームを鼓舞し、最終ラインから自らもチャンスを作り出していた男は稲穂の一瞬の隙を見逃さなかった。
後半10分過ぎ、HUMANは左FKからのクロスをファーサイドからヘディングで折り返し、飛び込んだ58番内田選手が右足ボレー、ついにゴールネットを揺らした。
決勝戦における、頼れるキャプテンの値千金の先制点。これでチームが勢いづかないはずがなかった。
その後もHUMANは右サイドからのロングボールをゴール前で競り勝ち、こぼれ球に反応しシュートを放つなど、自分達の攻撃スタイルで稲穂を攻め立てる。
対する稲穂は選手を積極的に選手を替え、途中出場96番小林選手のミドルシュートなどで応戦するも、反撃の糸口を掴めない。
そして後半20分過ぎ、HUMANは20番鹿沼選手のスルーパスに反応した18番長谷川選手が、稲穂のキャプテンを務める好選手のDF23番鈴木選手を振り切り、そのままニアサイドを撃ち抜き、ゴール。
歯車の合わないこの日の稲穂にとって、このゴールは決定的な2失点目だと言わざるを得なかった。
試合はこのまま2-0で終了。HUMANが優勝を決めた。
この結果HUMANは参加総数19チームの早稲田において、No.1の看板を引っさげ、アットホームカップ本大会に挑むことになった。
対する稲穂も準優勝で本大会出場を決めた。この日は苦戦したものの、チームの選手層はアットホームカップ本大会出場チームの中でもトップクラスである。
最近本大会の優勝から遠ざかっている早稲田代表として、両チームの活躍を期待したい。